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スピリチュアルにはまる人は知能が低い?16,000回の現場と研究データから見た真実

先に、このコラムの結論をお伝えします。 

「スピリチュアルにはまる人は知能が低い」という言葉は、誤解を含んでいます。
この説の元になった研究は、実はスピリチュアルそのものを調べたものではありませんでした。
そして20年以上この分野に携わってきた立場から見ても、問われているのは知能ではありません。
分かれ目は「自分で考え続けているか、それとも考えることを手放したか」という一点です。

なぜそう言えるのか。
ここから、順を追って整理していきます。


「スピリチュアルにハマる人は知能が低い」
この言葉を目にして、不快に感じる人もいれば
「確かにそう感じる場面もある」と思う人もいるでしょう。

実際、検索エンジンで調べると
「スピリチュアル 知能が低い」
という関連キーワードが表示されます。

「スピってる」という言葉もありますが、この言葉は
スピリチュアルにハマっている、
ネットスラングでは「非科学的な、なんかやべー事全般」にハマってる人も指したり、
侮蔑的な意味合いを込めて使われる事が多い、という文章もあります。

これは良い悪いの問題ではなく、
一定数の人がこの疑問を持ち、検索しているという事実を示しています。

では、なぜこのような言葉が生まれ、検索され続けているのでしょうか。
そして本当に、スピリチュアルと知能の間に関係はあるのでしょうか。

このコラムでは、是スピ・反スピといった立場を離れ、
事実・心理・行動パターンの観点から、このテーマを整理していきます。

「スピリチュアルにハマる人は知能が低い」と言われる理由

まず、この意見が出てくる背景には、一定の“分かりやすい構図”があります。
一般的に、この言葉を使う人がイメージしているのは、次のような状態です。

・現実的な検証や努力よりも、ファンタジー的な説明を優先する
・オカルト的な話を疑わずに受け入れる
・論理的な説明がなく、「感じた」「見えた」「言われた」で結論を出す
・うまくいかない現実を、すべて見えない力のせいにする

このような姿が目に入ると、
「考えていないように見える」
「思考を放棄しているように見える」
と感じる人がいるのも、不自然ではありません。

その意味では、
「スピリチュアルにハマる人は知能が低い」という表現は、
“スピリチュアル的説明に依存し、思考や判断を止めている状態”を批判する言葉
として使われているケースが多いと考えられます。
この点については、うなずけるところも十分にあります。

「知能が低い」説の出どころ 元になった研究を正確に読む

この話題を調べていくと、
「研究でそう結論が出ている」と書かれた記事に行き当たります。

その元になっているのは、
2015年にカナダ・ウォータールー大学の研究チームが発表した、
ひとつの論文です。

論文名は「疑似深遠なたわごとの受容と検知について」。
(Pennycook他, 2015年, Judgment and Decision Making誌)
この研究は翌2016年に、イグ・ノーベル賞(平和賞)を受賞しています。

研究が実際に行ったこと

実験の内容は、とてもユニークなものでした。

研究者たちは、それらしい言葉をコンピューターでランダムに並べただけの、意味のない文章を用意します。
たとえば「隠された意味が比類なき抽象的美を変容させる」といった具合です。
文法は整っているけれど、中身は何もありません。

これを被験者に見せて、
「この文章はどれくらい depth(深み)があると思いますか」と尋ねました。
同時に、語彙力や計算力といった認知能力のテストも実施しています。

結果として、
中身のない文章を「深い」と高く評価した人たちには、
認知能力テストのスコアが低い傾向、
直感を優先する思考スタイル、
超常的な事柄を信じやすい傾向などとの関連が見られました。

ここが誤解されています

多くの記事は、この研究を根拠に
「スピリチュアルにはまる人は知能が低いと科学的に証明された」と書いています。
けれど論文を実際に読むと、そうは書かれていません。

✔ 研究が調べたのは、スピリチュアルではありません。
測定したのは「中身のない文章を深いと感じてしまう傾向」です。
スピリチュアルへの信仰や関心そのものを対象にした研究ではありません。

✔ 示されたのは「関連」であって、原因と結果ではありません。
「スピリチュアルを信じるから知能が下がる」とも
「知能が低いからスピリチュアルにはまる」とも、この研究は言っていません。

✔ 論文に「スピリチュアル好きは知能が低い」という記述はありません。
そう要約したのは、研究者ではなく、それを紹介した側です。

さらに、関連する研究も決着していません

この分野には、しばしば引用されるもうひとつの有名な実験があります。
2012年に発表された「分析的に考えるよう促すと、信仰心が下がる」という研究です。

しかしこの実験は、2017年に行われた同じ手順での再検証で、同じ結果が出ませんでした。
また、質問する順番を入れ替えると相関が消えてしまうという報告もあります。
2022年には、知能と信仰の関係を調べた過去の研究をまとめて再分析した論文が発表され、
「結果は測り方の選択によって大きく変わる」ことが示されました。

つまり、この領域は
「科学的に決着がついている」とはとても言えない状態にあります。

「スピリチュアルにはまる人は知能が低い」という言葉は、
ひとつの研究が言っていないことを、大きく広げて語られてきた俗説です。
このことは、スピリチュアルを擁護するためではなく、
事実として押さえておいていただきたい点です。

ただし、だからといって
「批判はすべて的外れだ」と言いたいわけでもありません。
先ほど挙げた“思考を止めた状態”への違和感には、やはり見るべきものがあります。
そこで次に、実際にどういう人が、どういう心理でそうなっていくのかを整理します。

スピリチュアルにハマりやすい人の特徴と心理

誤解のないように申し上げておきたいのですが、
ここに挙げるのは「よくない人の特徴」ではありません。
どれも、誰にでも起こりうる心の動きです。

そして共通しているのは、知能の高さ低さではなく
「いま、答えが欲しくてたまらない状態にある」という点です。

1. 答えの出ない苦しさが、長く続いている

人間関係、仕事、家族、健康。
自分では動かしようのない現実に長く置かれると、
人は「意味」を求めるようになります。

「これには何か意味があるはずだ」
そう思えることで、耐えられるようになるからです。
これは弱さではなく、心を守るための自然な働きです。

2. まわりに、話を否定せずに聞いてくれる人がいない

相談しても「考えすぎだよ」で終わってしまう。
そんな経験が重なると、
自分の感覚をまるごと受け止めてくれる場所に、強く惹かれます。

スピリチュアルの世界は、
その人の感じたことを否定しません。
だからこそ救いになりますし、
だからこそ抜け出しにくくもなります。

3. 自分で決めることに、強い不安がある

「間違えたくない」
「失敗したら責任を負えない」
そういう気持ちが強いと、
誰かに決めてもらえる状態は、とても楽に感じられます。

占いやセッションを何度も受けているのに、
状況が変わっていかないとき。
多くの場合、足りていないのは情報ではなく
「自分で決める」という一歩です。

4. 感受性が高く、人の空気をよく拾う

場の雰囲気や人の感情を敏感に感じ取る人は、
その感覚を説明してくれる言葉を探します。

エネルギーや波動といった表現は、
そうした体感にぴったり当てはまるため、納得しやすいのです。
感受性の高さは、本来は大きな才能です。
問題になるのは、その説明を唯一の答えにしてしまったときだけです。

5. 変わりたい気持ちが、人より強い

意外に思われるかもしれませんが、
学びに来られる方の多くは、現状に甘んじていない人たちです。

本を読み、セミナーに通い、行動している。
その熱量が、たまたまスピリチュアルの方向に向いただけ、
ということも少なくありません。

この5つを並べてみると、見えてくることがあります。
どれも「頭が悪いから」起きていることではありません。
苦しさや誠実さの向かう先が、たまたまその方向だったというだけなのです。

問題は「スピリチュアル」ではなく「依存」

ここで一度、視点を広げてみましょう。

・思考を止める
・判断を他人に委ねる
・責任を外側に出す

こうした状態は、スピリチュアルに限った話でしょうか。
仕事、恋愛、組織、宗教、自己啓発、SNS。
どの分野でも、人は依存が強くなった瞬間に思考力を手放します。

つまり、問題の本質は
スピリチュアルそのものではなく「自分で考えなくなること」にあります。

16,000回のセッションで見えた、活かせる人と依存する人の違い

実例1「母親を許さなければ」と、かえって苦しくなっていたAさん

セッションに来られた30代の会社員Aさんから、お母様との関係について、こんなご相談がありました。

「私は母親が嫌いです。小さい頃から『こうしなさい』『ああしなさい』と命令ばかりで、私の意見は聞いてもらえませんでした。中学生くらいから反発するようになりましたが、経済的なこともあり、結局は親の言うとおりにしていました。早く家を出たくて、大学への入学を機に実家を離れました。今も、あの頃の母親を許せません。でも、いつか普通に話せる母娘になりたい気持ちもあります。あるヒーラーさんに相談したところ、『神様からのメッセージは、お母様を許すことがあなたの成長につながるということです。許せるように、朝晩祈ってください』と言われました。実践しているのですが、かえって辛くなっています。どうしたらよいのでしょうか」

私はこのお話を聞いて、その助言では、Aさんが今どんな気持ちでいるのかが、
十分に受け止められていないように感じました。
いつか、お母様への気持ちが変わることはあるかもしれません。
けれど、長年抱えてきた悲しさや怒りがあるなかで、「許しましょう」と言われても、
そこに向かう道筋がわからないのです。
私は、まずこうお伝えしました。

「今は、無理に許さなくてもいいんですよ。お母様が嫌いなら、そう感じている自分を認めるところから始めましょう。それだけ傷ついてきたのですから、まずはご自身をいたわってあげましょうね」

Aさんは、月に1回の間隔でセッションを受けることになりました。
最初の宿題は、「自分をいたわること」でした。
2回目のセッションでは、お母様との関わりを振り返り、
嫌だったことや、良かったと思えることなど、思い浮かぶことを書き出していただきました。
そこで出てきたのは、こんな思いでした。

「一方的に命令されるのは嫌だった」
「信じてもらえないことが、寂しかった」
「母親が決めた枠の中にいるのが苦しかった」

私は「だからこそ、今のAさんの行動に影響していることあるんじゃないですか?」
と問いかけました。

振り返るうちに、Aさんは、ご自身の仕事での振る舞いとのつながりに気づかれました。

「だからなんですね。私は仕事で部下に指示を出す前に、必ず『どう思う?』『どう考える?』と聞くようにしているんです。相手の意見を聞くことで、よりよい方向に進むこともありますし、一方的に指示するだけでは、その人が自分で考える機会もなくなってしまいますよね。私自身、親に相談すると一方的に決められてしまうので、その前に自分で一生懸命考えていました。今の自分にも、その経験が繋がっていたんですね」

私は「それはお母様との影響がプラス面になっていると思いませんか?
Aさんは嫌だと思っていたことをプラスにしているんだと思います。
部下の方との信頼につながっていると感じますよ」
Aさんは「そうかもしれません」と、にこやかにおっしゃいました。

ここで大切なのは、お母様との関係のなかで、Aさん自身が、その経験のなかで
何を考え、どんな力を育ててきたのかに目を向けることです。
傷ついた気持ちと、そこから得た気づきは、どちらも大切にしてよいのです。

2回目の宿題は、そうした経験が、
今の自分の力や大切にしていることにどうつながっているかを探すことでした。
3回目のセッションでは、それまでに見つかった気づきを一緒に整理し、
プラスに活きていることを見つけていきました。

するとAさんは、笑いながらこうおっしゃいました。
「今まで母親に感じていた嫌な気持ちが、少し薄れてきました。
そのうち、感謝できるようになるかもしれませんね」

この時点で、お母様をすべて許したわけではありません。
それでも、ご自身の感情を認め、経験を振り返るなかで、お母様への気持ちに変化が生まれていました。

私は、「許し」という言葉そのものを否定したいのではありません。
ただ、それを誰にでも当てはまる正解として伝えてしまうと、
目の前の人が抱えている思いや、そこに至るまでの過程を置き去りにしてしまいます。

このケースで大切だったのは、祈りを続けることだけを求めるのではなく、
Aさんが何に傷つき、何を大切にしてきたのかを、一緒に確かめていくことでした。

スピリチュアルなメッセージも、受け取った言葉をそのまま正解にするのではなく、
「今の自分はどう感じるのか」「日々の生活にどう活かせるのか」と考え、
そして、それを活かすには、と行動していくことが大事なのです。
もちろん、相談内容やその方の状況によっても違いますが。

自分の気持ちを置き去りにせず、自分で考え、選んでいく。
私は、その過程を支えることが、スピリチュアルを人生に活かすことにつながると考えています。

実例2「霊障ではないか」と考え、医療に抵抗を感じていたBさん

セッションに来られたBさんは、30代後半の方。
ご主人と、幼稚園・小学校低学年のお子さんがいらっしゃいました。
ご相談は、長年続いている身体の不調についてでした。

「ずっと体調が悪く、霊障ではないかと思っています。以前、ある方にもそう言われました。今は、子どもの面倒も見られないくらい身体がつらいんです。霊障を解決する方法を教えてください」

私はまず、病院を受診したことがあるかを伺いました。

「以前、夫に言われて病院に行きました。そのとき、大腸に病気があると言われました。ただ薬飲み続けることに抵抗があり続けられなくなりました。その時もあるヒーラーさんに相談したのですが『薬を飲み続けるのはやめたほうがいい。霊障だから』と言われました」

私は、まず医療機関で現在の身体の状態を確認してもらうことが大切だと考え、受診を勧めました。
けれどBさんには、薬を飲み続けることへの強い抵抗がありました。
お話を伺うなかで、ヒーラーの言葉が、その抵抗感に影響していることがわかってきました。
そこで私は、こうお伝えしました。

「今、まず大切にしたいのは、身体のつらさを和らげることですよね。
私は体調が悪ければ病院にも行きますし、必要なときには薬も飲みますよ」
Bさんは、驚いた様子でした。
私は、少し笑いながら続けました。

「私も人間ですから、身体があります。餅は餅屋で、身体のことは医療の専門家に相談しますよ。私は、身体を『魂を乗せる車』のように捉えています。だからこそ、その身体を大切にすることも必要だと思っているんです」

スピリチュアルを大切にすることと、医療を受けることは、両立します。
身体を持って日々を暮らしている以上、その身体に合ったケアを考えることも大切です。
また、薬に不安があるなら、その不安も含めて医師や薬剤師に相談できます。

薬を続けるか、変更するか、中止するかは、誰かのスピリチュアルな説明だけで決めず、
医療の専門家と相談して判断することが必要だと私は思っています。
お話を続けるうちに、Bさんの緊張が少しずつほどけていくように感じました。
そして最後に、笑顔でこうおっしゃいました。

「病院へ行ってきます。子どもたちの面倒を見たいです」

このセッションで確認できたのは、Bさんが受診しようという気持ちになったところまでです。
それでも、「霊障を解決しなければ」という思いから、
ご自身の身体のためにできる具体的な行動へ、目を向けられた場面でした。

このケースで私が問題だと感じたのは、スピリチュアルに関心を持っていることではありません。
「霊障だから」という説明が、病院で指摘された病気や、
実際に起きている身体の不調に向き合うことを妨げていた点です。

誰かから言われたことが、今の自分に必要な対処につながっているか。
現実の状態と照らし合わせて考えることが大切です。
スピリチュアルを人生に活かすためにも、自分の身体や生活に目を向け、必要なときには専門家の力を借りる。
その判断を大切にしていただきたいと思っています。

知能とは何か 知識量ではなく思考力

一般的に知能とは、
・情報を理解する力
・状況を多角的に捉える力
・自分で選択し、結果を引き受ける力
を指します。

スピリチュアルに関心を持つこと自体が、
これらの力と直接的に矛盾するわけではありません。

実際、
「なぜ自分は同じパターンを繰り返すのか」
「なぜこの出来事に強く反応するのか」
と内面を掘り下げる行為は、高い思考力を必要とします。

スピリチュアルとの正しい付き合い方

ここで重要なのは、
スピリチュアルを“答え”として使うのか、“考えるための材料”として使うのか
という違いです。

・スピリチュアルを唯一の正解にする
・現実的な判断をすべて置き換える
・行動や検証をやめてしまう

この使い方では、思考力は確実に弱まります。
一方で、

・心理や現実的視点と併用する
・仮説のひとつとして扱う
・最終判断は自分で行う

この使い方であれば、スピリチュアルは
視野を広げるためのツールとして機能します。

前世やエネルギーという考え方の位置づけ

前世やエネルギーといった概念は、
科学的に証明されているものではありません。
そのため、「信じない」「採用しない」という立場も、当然尊重されるべきです。

一方で、
心理や環境要因だけでは説明しきれない反応や感情を、
整理する枠組みとして使う人がいるのも事実です。

重要なのは、
それを絶対視しないこと。
そして現実的な行動や選択と切り離さないことです。

中立的に見た結論 スピリチュアルは使い方で価値が変わる

ここまでを整理すると、
「スピリチュアルにハマる人は知能が低い」という言葉は、

✔ 元になった研究が言っていることを、大きく広げた俗説である
✔ スピリチュアルそのものを指しているのではない
✔ 思考停止・依存状態を批判しているケースが多い

と考えられます。

そしてスピリチュアルは
使い方次第で、思考を弱めもすれば、
深めもするツールだと言えるでしょう。

メンタルエステスクールの考え方

メンタルエステスクールでは、
スピリチュアルを信じさせることも、否定することもしません。

心理・現実的思考・人間理解を土台にしながら、
必要に応じてスピリチュアルも
「人生の紐を解いていくためのツール」として扱います。

判断力を預ける場所ではなく、
自分で考え、選び、行動できる力を育てる場です。

偏りなく心を整えたいあなたへ

スピリチュアルを否定するのでもなく、
盲信するのでもない。
自分で考えながら、人生に活かしていく。
それがメンタルエステスクールの考え方です。

もしあなたが、
・スピリチュアルに興味はあるが依存したくない
・現実的に心を整えたい
・自分で考える力を大切にしたい
そう感じているなら、
メンタルエステスクールという選択肢があります。

メンタルエステスクールは
「答えを教える場所」ではなく
自分で考え、整え、現実を生きる力を育てる場所です。

▶︎【メンタルエステスクールの詳細はこちら】
▶︎【初めての方へ】

スピリチュアルは、立場ではなく使い方。
中立的に扱うことで、人生に活かすことができます。
依存ではなく、自分で自分の人生を選べるように。
その一歩を、ここから始めてみませんか。

よくある質問

スピリチュアル好きは知能が低いというのは本当ですか?

いいえ、正確ではありません。この説の元になった2015年の研究(カナダ・ウォータールー大学)が調べたのは「中身のない文章を深いと感じる傾向」であり、スピリチュアルそのものではありません。また示されたのは関連であって因果関係ではなく、論文に「スピリチュアル好きは知能が低い」という記述はありません。関連する有名な実験も2017年の再検証で同じ結果が出ておらず、この領域は科学的に決着していません。

スピリチュアルにハマりやすい人の特徴は何ですか?

答えの出ない苦しさが長く続いている、身近に否定せず聞いてくれる人がいない、自分で決めることへの不安が強い、感受性が高く人の空気をよく拾う、変わりたい気持ちが人より強い、という5つの傾向が見られます。いずれも知能の高低とは関係なく、誰にでも起こりうる心の動きです。

スピリチュアルはやめたほうがいいのでしょうか?

やめる必要はありません。問題になるのは分野ではなく使い方です。スピリチュアルを唯一の答えにして現実的な判断や行動をやめてしまうと思考力は弱まりますが、心理や現実的視点と併用し、仮説のひとつとして扱い、最終判断を自分で行うなら、視野を広げるツールとして機能します。

斎藤 さちよ

斎藤 さちよ

メンタルエステスクール 代表有限会社アイ・クリエイト 代表取締役日本メンタルエステ協会 理事長旅行代理店・広告代理店を経て、1985年より自営の製造業(有限会社コスモウインドウ)の法人設立、経理・人事などの経営業務全てにかかわる。2003年より製造業にも関わりながら、企業研修や講演会・セミナー・コンサルティング・メンタルサポート等を開始。製造業の現場でバブル崩壊やリーマンショック等を経験し、医療ではないメンタルケアの重要性を実感。2006年に、メンタルエステスクールを群馬県に開校。2009年に渋谷校開校。スクール開校以前から、開発した独自のメソッドを伝え続け、20年以上に渡り活動。累計16,000回を超えるセッション経験を通して、地に足がついたスピリチュアルメソッドが高く評価され、プロのカウンセラーや経営者、副業セラピストなどから幅広く支持されている。著書『私、もっと輝きたい!〜私が私の人生に革命を起こす39のレッスン〜』(ジャンボファクトリー)/『あなたを開華させる EQSQ』(マネジメント社)/『10人の女性ヒーラー』(幻冬舎ルネッサンス)

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